なぜSNSはネガティブな感情を生むのか?を理解して、ビジネスをきっちり前に進めましょう

【こしだ会計事務所 ブログ 作成日:

Why do you blame yourself? You do not, because I’m blaming me properly when needed by others.  ― Albert Einstein

 

なぜ自分を責めるのですか?必要な時には誰かがきちんと責めてくれるだから、自分を責めないでおきましょう。 -アルベルト・アインシュタイン

 

 

ハートと手のひら

 

こんにちわ。もやもや悩み会計士の「こしだ」です。

 

 

SNSを見ていて、他の人よりも自分が劣っているような気がしてしまうことはありませんか?

 

 

・こんなに頑張っている人がいるのに、自分はなんかぜんぜんダメなような気がする

・仲の良い友達や家族などがいる人に比べて、自分は人生を失敗したかもしれない

 

 

 

ギラギラと積極的に自分を売り込むのが苦手なわたしは、しょっちゅうそのように思って落ち込んでいました(今でも時々)。

そんな中で、きっちりとビジネスを前に進めるために、いろんな本を読み漁ったり、身近な人の好い所を盗んだりして、

 

 

自分なりの型をすこしづつ作り上げ、落ち込みや不安などと上手に付き合えるようになってきました。

 

 

 

そのようにできるようになった一つの大きな助けは、なぜ人はそんな風にネガティブに感じてしまうのかということの理由を理解したからということが大きいです。

 

 

ですので、SNSを見て同じようにネガティブな感情が芽生える人は、なぜ私たちがそのように思ってしまうのかという理由を知ることによって、

 

SNSと良い距離感を保てるようになり、

 

 

あなたのビジネスをしっかりと前に進めていけるようになるヒントを得られるかもしれません。

 

 

1.もともとは人類はサバンナでグループ単位で生きていた

 

数百年前の遠い昔から、初期の人類はサバンナで10名から数十名くらいのグループ単位で群れでの生活をしていたと言われています。

 

 

なぜなら、一人では食料となる動物の狩りができなかったり、襲ってくる猛獣を撃退できなかったりなど、

 

群れを組まなければサバンナで生き抜いて行くことが難しかったからです。

 

 

2.グループの他のメンバーと比べて自分の能力を磨く必要があった

 

そして、グループの中では、他のメンバーの動きや能力を観察して、

 

自身のグループでの良いポジションを確保できるように、もしくは、グループの中で役に立てるように、自身の能力を伸ばしていく必要がありました。

 

もし、グループから必要のないメンバーとみなされたら、群れから追放されるリスクが高まり、

そうなるとサバンナでは一人で生き抜くのはなかなか難しいので、

 

死を迎える可能性が非常に高かったのです。

 

 

そして、グループから追放されるのを回避してなんとか生き抜いていくためには、

 

グループの他のメンバーと自分自身の能力や状況を常に比較する必要があったのです。

 

 

ただし、グループ全体の数が10名から数十名でしたので、

能力や状況の差はそれほど大きくなかったことが想像できます。

 

数人の傑出したメンバーがいた可能性は高いですが、

ほとんどは同じようなレベルの能力であったと思います。

 

なぜなら、グループの構成人数が数十名と限られていたからです。

 

 

そのため、他者と比較してもそれほど強烈なネガティブな感情は芽生えることがない状況で、

 

他者と比較するということが、数百年のサバンナ生活の中で人類が生き抜くために必要な資質として、

 

人間の遺伝子に完全にインプットされてしまいました。

 

 

3.いまは世界一優秀な人と自分自身を比較できてしまう

 

 

一方で、私たちが生きている現代社会は、数百年前のサバンナでの生活とは大きく異なります。

 

特にここ数年で社会に完全に浸透したTwitterやFacebookなどのSNSの影響が大きいです。

SNSの浸透によって、各分野にわたり世界や日本で一番優れている人々と自分を比較できるようになってしまいました。

 

数十人の中で比較するのと、数億人の中で比較するとは全然違います。

後者のほうが圧倒的に優秀な人々がたくさん存在します。

 

 

そんな傑出した能力の人々と自分自身を比較したら、落ち込むのはそりゃ当たり前ですよね。

 

でも、人間は比較するという本能的な性質をもっているので、他者と比較することから逃れることは難しいということなんです。

 

 

4.SNSと良い距離感を保つ

男と犬が浜辺にいる

あなたがSNSを見ても、「自分はダメだ」というようなネガティブな感情を持たなければ問題ありません。

 

しかし、そのようなネガティブな感情を持ってしまうのであれば、

SNSとの良い距離感を保つようにしてはどうでしょう。

 

 

例えば、わたしは、スマートフォンにSNSのアプリを少しだけしかインストールしていません。

見ることが必要な時には、ブラウザー経由で閲覧しています。

 

また、プッシュ通知はすべてオフにしています。

 

こうすることによって、SNSとの良い距離感を保てるようになります。

 

 

また、あんまり調子が良くない時は、極力SNSから遠ざかるようにしています。

 

 

SNSを見るとネガティブな感情が沸き上がるなら、あなたも是非にこのような方法を試してみてはいかがでしょうか?